2012年5月15日

新築memo:覚え書き

道産カラマツ集成構造材
目指すべき共通事項

1・シンプルであること
2・オープンであること
3・頑丈であること
4・使い易いこと
5・風景になじむこと


頭の中をシンプルに暮らす。
できるだけ少ない部材数で家を構成する。

コストダウン:質と価格の適正なバランス
将来の改修(リフォーム)のし易さ:木造軸組工法(在来工法)
金物を使用した軸組工法
耐久性・部材のリサイクル:集成材の使用・金物工法
近隣・地域社会との関わり:地産材料・地場職人


家は建てて終わりではなく、家族の生活は変化を繰り返し、使わ
れる素材は劣化していくのが当たり前です。
本当のローコストとは、適正な時と箇所に適正な予算を割く
ことだと思います。たとえば
いずれ来る改修の際に、床材は取り替えにくく、壁材は比較的
取り替え易い。もちろん構造材は、後の取替は大変苦労します。
極端な話、間仕切やクローゼットのドアなんていつでも
つけられます。最も経年劣化が進むのは、言うまでもなく外壁や
屋根といった外装です。こういったことを考慮したうえで新築の
計画をたてるべきだと思います。
職人の手仕事

もうひとつ、新築には<土地>と<建物>のバランス
という大きなポイントがあります。
予算上のバランス
立地特性と住まいのバランス
新規に土地の購入から考える場合には、この辺りの全体像を
押さえることが大切です。


mct.