2013年3月21日

mbv:my bloody valentine



興味のある方は多くないとはおもうのですが、どうしても
書かないわけにいかなかったので、どうかお付き合いを。


左・赤ジャケ:loveless (1991年)
右・青ジャケ:m b v (2013年)

前回、申し上げた通り約22年ぶりの新作です。
loveless が滑らかな球体だとすれば、新作の m b v は
多面体。より角がある。しかし、なかは暖かい。

すべての曲が数珠つなぎになっているlovelessを20年
以上も聴きすぎたせいか、ふつうあってあたりまえの
曲間のブランクに凄まじい違和感を憶える。

こだわりまくっていたモノラル(前作)から、ステレオ(新作)へ。
なんでも、92~93年あたりにつくったリズムトラックに、あらたにギターと
ボーカルを乗せたとか…。まるでヴィンテージ物のファブリックを使って
あたらしくカバン作ってるみたいな感じか?
最終曲では、いままで御法度だったとも思えるフランジャーまで飛び出す。
曲作りなど、ほとんどの仕事をギターのKevin Shieldsが行っているのだ
けれど、loveless以降のソロ・ワークに近いものがもう少しあるかと思っていた
こちらの勝手な予想とは異なり、ラフでライブ感のあるバンド・サウンドだなぁという印象。

なんとなく...
今風なのはソロでいくらでも出来る。
せっかく4人でやるのだから…っていう、ちょっとノスタルジックな
若かりし頃に抱く、バンドというものに対するロマンすら漂っているような。
(スタジオでは、ほとんどを1人で演奏してるのかもしれないけれど 笑)

仕事に ドライブに 雪の降り積もる夜に。
さて本日、何回目の再生だろう...?                                                                  mct.